私たちの目指す政治

「わたしたちの目指す政治」は、自分たちはどんな政治を実現したいるのかを考えてみたものです。市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)による「立憲野党の政策に対する市民連合の要望書 いのちと人間の尊厳を守る「選択肢」の提示を」を参考にしながら、 とりわけ「自治と人権」にかかわる項目を重視して6項目にまとめ直しました。

2021年秋の衆議院選挙にいたる過程では、社会民主党、新社会党、日本共産党、緑の党、立憲民主党、れいわ新選組がこの「わたしたちの目指す政治」に賛同してくれました(国民民主党は一部保留)。

たったひとりの賛同者しかいなくても大切なこともあるんだよなと思いながらも、なんだかんだといって、政治では「数は力」であることも残念ながら否定できません。たくさんの方が「わたしたちの目指す政治」に賛同してくれれば、政党・政治家に対するわたしたちの発言力もそれだけ強まります。「わたしたちの目指す政治」を市民主導で実現していこうという賛成だよという方、ぜひ名前をつらねて、仲間になってください。賛同フォームはコチラ↓です。

京都府民の方→https://forms.gle/1Udgc5LutLKb6P7WA

京都府民でない方→https://forms.gle/gXJfVB1T2nDK6W9Q7

・わたしたちは、持続可能な循環型社会を実現する政治を求めます。

原発の再稼働に反対し廃炉を推進すると同時に石炭など化石燃料の使用を削減し、再生可能エネルギーを利用した地域分散型エネルギーシステムをうちたて、地場産業の育成と農産物の地産地消を推進し、持続可能な地域循環型社会を実現する政治を求めます。

・わたしたちは、公共サービスを守り育てる政治を求めます。

保育園・学校・保健所・病院・介護施設などを質・量ともに充実させ、これらの施設で働く人々の安定的な雇用を保障し、地域コミュニティの核として医療・教育・公共交通・水道・防災事業などの公共サービスを守り育てる政治を求めます。

・わたしたちは、人間の使い捨てに反対する政治を求めます。

新自由主義的な「自己責任」「自助努力」の原理に基づいた「規制緩和」、行政機能のアウトソーシング(外部委託)、労働者の非正規化と使い捨て、高齢者や年金生活者や難病患者の見殺しに反対して「公助」を充実させる政治を求めます。

・わたしたちは、住民の多様性と人権を擁護する政治を求めます。

ひとり親家庭、民族的少数者、障がいのある方、女性、LGBT当事者である方など構造的に弱い立場に置かれた人々が差別や不利益をこうむることのないように、それぞれの立場と価値観に基づいた生活と権利を擁護する政治を求めます。

・わたしたちは、立憲主義と自治を尊重する政治を求めます。

立憲主義が破壊されて中央政府における三権分立が危うい状況に反対し、立憲主義にしたがって個人の尊厳を保障し、地域住民の自治を推進する政治を求めます。

※画像は北陸新幹線京都延伸を考える市民の会より。「ユナイトきょうと」は自治を推進する立場から京都延伸計画の白紙撤回に賛同しています。

・わたしたちは、自由と平和を堅持する政治を求めます。

2015年に強行採決された安保関連法制を廃止し東アジアの近隣諸地域との草の根交流を推進すると同時に、憲法9条改憲の阻止、秘密保護法や共謀罪の撤廃、公文書管理の厳格化などを通じて市民の自由と平和を堅持する政治を求めます。

※写真は、自由と平和のための京大有志の会「声明書」タテカン。