「くらしと政治を考えるこの1冊」(第1回)斎藤貴男『ちゃんとわかる消費税』(河出文庫、2019年)

ユナイトきょうと事務局企画「暮らしと政治を考えるための1冊」(第1回)です。

 いきなり「政治のことを考えよう」というと、なんだかハードルが高くなってしまいます。でも、自分たちの暮らしのの中で感じていることが、よくよく考えてみると政治につながっていると感じられることもあります。 そう感じるようになったきっかけみたいなものも、人それぞれです。

 そこで、自分にとってきっかけになった1冊の本――あるいは1枚のDVDでも、ひとつの新聞記事でも――を5分くらいで紹介してみよう、そして質問や感想を出し合おう、ということになりました。 

さしあたりユナイトきょうと呼びかけ人有志が語り手となり、聞き役となって始めてみることにします。みんなが同じ本を読んできていることを前提とした読書会ではなく、面白くてためになる本や映画を知るための企画です。 

第1回は、高島千晶さん(楽天堂代表)に斎藤貴男『ちゃんとわかる消費税』(河出文庫、2019年)を紹介していただきました。

話し合いの中では同じ著者の『消費税のカラクリ』(ちくま文庫、2019年)のことも登場しました。 消費税が5%→8%→10%と増えたときには「えっ、そんなに払わなくてはいけないの?」と思いながら、それこそ毎日の暮らしの中でのことなので、いつの間にかならされてしまいます。

「福祉の充実のためにはしかたない」とも思いがちです。さらには、「益税(えきぜい)」という言葉で「事業者が消費者から預かっている税金をそのままポケットに入れている」という疑惑が向けられることすらあります。 でも、それって本当なの?実際のところ、本当は消費税で誰が得をしているのか?本当は誰が困っているのか? 目からウロコのお話が盛りだくさんです。

ぜひご覧ください。 

この企画に関連したリンクを載せておきますので、こちらもぜひご覧ください。 

・「インボイス」ってなに? 

「Stop!インボイス」のHP 

・「選挙サンデー」(2021年10月31日)における橋下徹氏と山本太郎氏のやりとり https://youtu.be/c6mM1b5LgEQ 

・橋下徹氏と山本太郎氏のやりとりをめぐるファクトチェック! https://www.unitekyoto.net/posts/32434391 

・消費税にかかわる福田昭夫議員(立憲民主党)の質問 https://www.facebook.com/unite.kyo/posts/2710225952456242 https://www.facebook.com/unite.kyo/posts/2712991295513041 https://www.facebook.com/unite.kyo/posts/2713994698746034 

・税制にかかわる大門みきし議員(日本共産党)の質問 
https://www.facebook.com/unite.kyo/posts/2720827511396086

 わたしもこんな本を紹介したい!、あるいは聞き手としてzoomに参加したい!という方がおられましたら大歓迎ですので、ユナイトきょうと事務局(unitekyoto2020@gmail.com)までご連絡ください。

ユナイトきょうと

「ユナイトきょうと」は、自分たちの暮らしといのちを守るための政治のあり方を自分たちで考え、実現していこうとする個人の集まりです。全国的な市民連合のネットワークともつながっています。

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